生き物美学

魅力的な生物をどんどん紹介していきます。リクエストも受付中。カテゴリは絶滅種と現存種に分け、三界説によって分類し、動物界を脊椎動物と無脊椎動物に分け、脊椎動物を五種類に分けています。

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1,バクテリオファージ




第一回となった今回はバクテリオファージを紹介します。
バクテリオファージ
こいつは最近2chのまとめブログで紹介されて知名度も一時的に上がったのではないでしょうか。



略称はファージで、細菌に感染するウイルスの総称です。



バクテリオファージはたくさん種類があり、その大きさは25~200nm。



この生物のおもしろさはなんといっても形ですよね。



この整いすぎた形は人工物としかおもえませんよね。



このフォルムがすごく好みです。



タンパク質の外殻(キャプシド)に遺伝情報を担う核酸を持っていて、ファージが感染し増殖すると細菌は溶菌という現象を起こし死にます。



この溶菌によってまるで細菌が食べ尽くされるかのように消えます。



大腸菌に感染するT4ファージの増殖方法を紹介します。
1,大腸菌細胞に接触し、吸着しキャプシドの中身のDNAを大腸菌を注入します。
2,DNAがmRNAに転写され、新たなDNAやキャプシドを合成します。
3,ファージが組み立てられ、宿主の細胞を溶解し大量のファージが放出されます。



見た目の通り感情もないような増殖方法。



そんなところもgoodです。



まぁ感情はおそらくないでしょうけどね。



そんなバクテリオファージも現代の社会の役に立っているのです。



テンペレートファージというファージを利用して宿主の細菌に任意の遺伝子を導入する技術があります。



この技術は形質導入と呼ばれ、ラムダファージというファージによる大腸菌への形質導入が分子生物学分野で繁用されています。



また、ファージは種類によって宿主とする細菌が違い、その選択性が高いです。



なので同じ種に属する細菌であっても、株によって特定のファージに感染するものとしないものがあります。



この現象を利用して同種の細菌をさらに細かく判別することが可能であり、この方法をファージ型別と呼びます。



さらに、ビルレントファージというファージが宿主を溶菌によって殺す性質と、その宿主特異性の高さを利用して、細菌感染症に対する治療薬として応用する研究も行われています。



この記事でファージについて理解し、興味をもってくれれば幸いです。
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  1. 2012/09/08(土) 22:34:03|
  2. 原生生物界
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